現行犯逮捕後の接見面会

交通事故で損害が拡大した場合

Post on 2016年6月17日

交通事故による怪我をした場合、被害者の肉体的・精神的疾患や身体的特徴が原因で、損害が拡大した場合、被害者は拡大した損害について加害者に損害賠償請求できるのでしょうか。

被害者の肉体的・精神的疾患による損害の拡大や被害者の身体的特徴による損害の拡大のことを、「被害者の素因」と呼ぶそうです。「被害者の素因」が原因で損害が拡大した場合、加害者側とすれば、拡大分の損害について賠償の義務を負わないと反論し、また、「被害者の素因」により生じた部分を過失相殺すべきであると反論することが考えられます。「被害者の素因」がある場合、被害者は救済されないのでしょうか。

結論から述べますと、「被害者の素因」による損害の拡大があった場合でも、加害者は拡大した損害について賠償の義務を負う場合があるそうです。ただ、ケースによっては、「被害者の素因」により拡大した損害について過失相殺される場合もあるそうです。

どのような場合に、過失相殺されるのかについては、判例が蓄積されているそうです。ただ、「被害者の素因」が問題となる事案について、裁判所は、個別的な処理をしています。そのため、判例で問題となった事案の射程が及ぶのかどうかも考えないといけません。交通事故の加害者側もしっかりと争ってくるところでもあります。そのため、弁護士などの法律の専門家に相談することで、自分のケースが過失相殺の対象になるのかどうか確認することを勧めます。